OSCAの技術ブログ

WEBエンジニアの技術ブログです。 日々の制作活動・業務の中で調査したことなどを記事にします。

映画「スノーデン」を観た感想

 エドワード・ジョセフ・スノーデン氏が2013年に告発して、アメリカ合衆国政府が全世界でインターネット傍受をしていたことが明るみになった「スノーデン事件」を映画化した映画「スノーデン」を観ました。 アメリカでは2016年9月に、日本では2017年1月に上映された映画です。 WEBエンジニアとしては、昨今の「完全HTTPS化」「AOSSL」などの流れのキッカケの一つになっている事件なだけに、「映画を見て、仕事にも役立つ」と一石二鳥なので、ぜひ観てもらいたいです。

 実際の事件の通り、香港の The Mirra ホテルでメディアにスノーデン事件を告発するシーンから始まり、事件を振り返るように実際のアメリカ政府の通信傍受の内容が語られます。

感想

 映画的な盛り上がりを持たせるためか、実際の事件とは異なる内容が多々あります。 また、シーンによっては「これは実際にはなかっただろう」と思える部分もいくつもあります。 ですので、映画を見てそれが真実だと思ってしまうのは危険です。 話題がセンシティブなだけに、本当の事件とのギャップがあるのはどうなのかと思いました。

 特に映画では、アメリカ政府が Microsoft や Facebook, Apple などのサーバーに勝手に侵入して情報を盗み見ているというニュアンスでした(もしくは翻訳に失敗している?)が、実際にはそれぞれの会社から情報を提供してもらっていた(ある程度のパワーで提供させていた?)のが正しいと認識しています。 映画として「アメリカ政府は100%やばい」という描写の方が盛り上がるのかも知れませんが、事件の事実が誤って広まる可能性があるので、そこはどうだろうと思いました。

 またアメリカの情報機関からSDメモリで機密情報を抜き取った描写がありますが、それも実際にはどのように行ったのかが明らかにされていません。(明らかにする気もないと思われます)

 と、ネガティブな感想を書いてしまいましたが、WEBエンジニアとしてプライバシーについて考えるには良い映画だと思いますし、多くのエンジニアが「完全HTTPS化」「AOSSL」「Let’s Encrypt」などを勉強するためのモチベーションにつながれば良いなと思いました。

OSCA

初級WEBプログラマー。 Java, PHP を利用したアプリケーションを開発しています。 写真も好きで一眼レフを持って散歩するのが好き。

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