02月02日(金)に、第5回となる「WEBエンジニア勉強会 #05」を開催しました。 スポンサーとして会場を提供頂いたITプロパートナーズ様、登壇者の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。 今回の勉強会の内容や運営について振り返ります。
参加者の内訳
参加者には connpass で申込みをしてもらう際にアンケートをとっています。 2日 13:00時点で参加・補欠だった方(53人)の内訳は次の通りでした。
職種 (複数回答あり)
職種 | 人数 |
---|---|
サーバーサイド・プログラマー | 11人 |
フロントエンジニア | 15人 |
フロントデザイナー | 12人 |
WEBディレクタ / プロジェクトマネージャ | 6人 |
インフラ・ネットワークエンジニア | 7人 |
スマートフォンアプリエンジニア | 3人 |
その他 | 8人 |
WEB開発経験年数
年数 | 人数 |
---|---|
0〜1年 | 12人 |
1〜3年 | 13人 |
3〜5年 | 7人 |
5〜10年 | 12人 |
10年〜 | 9人 |
今回も若い方がとても多く参加してくれました。 初心者〜上級者まで楽しめるバランスの取れた勉強会にしていこうと、改めて思いました。
登壇内容
今回は5〜25分の発表が7つありました。
HTTPレイヤーで行うパフォーマンスチューニング (@engineer_osca)
まずは、僕が毎度のようにWEB開発初心者向けのプレゼンテーションを行いました。 今回は HTTP の Accept-Encoding と Expires について発表しました。 Telnet を利用してHTTP通信の実演も含めて解説しました。
今回の登壇の内容は、次の記事で詳しく解説していますので、そちらも参考にしてもらえればと思います。僕が実演していた Telnet での確認方法も下の記事に書いてあります。
- HTTPリクエストヘッダ Accept-Encoding とは?
- TelnetでHTTPリクエストヘッダAccept-Encodingの動きを観察しよう
- HTTPレスポンスヘッダ Expires とは?
とにかく分かりづらいTwelve-Factor Appの解説を試みる (@suke_masa)
続いて多田さんに Twelve-Factor App の内容について解説頂きました。 Twelve-Factor App は、クラウドで動くアプリを作るときの12個のプラクティスをまとめたものです。 確かにぼんやりする部分もあるプラクティス集なので、今回の発表を聞いていくつかスッキリした点がありました、ありがとうございました。
なんか作ったら、プレスリリースを送ろう (@binbin4649)
続いて斎藤さんにより発表。 普段プレスリリースなんて打たないので、なるほどと思う発表でとても面白かったです。
Redashの導入とチームをまたいだ変化の話 (@zuckey_17)
続いて Zuckey さんの OSS BI ツール Redash の発表。会社での導入事例を紹介してくれました。 実業務における成果の発表は、とてもためになります、ありがとうございます。
ちなみに最後に紹介した「Redash Meetup #1」は既に参加枠が一杯になってしまっていますが、補欠枠で応募してみてはいかがでしょうか?
Amazon Rekognitionを用いてフォロワーの男女比を出す (@kzkohashi)
続いて大橋さんによる Amazon Rekognition による顔認識の発表。 僕自身も顔認識のプログラムをやっていたりするので、とても興味深くお話を聞けました。
Dockerを利用したローカル環境から本番環境までの構築設計 (@kkoudev)
続いて長岡さんの Docker の構築設計のお話。 Docker を実践的に開発や運用で使うためのノウハウが詰まった発表でした。 アンチパターンのパートは、良くありがちで共感できました。
非機能要件を考えてみよう! (@iwanaga0918)
最後に岩永さんの発表、非機能要件について。 顧客と対話をしているとどうしても機能要件に話が偏ってしまいがちですが、非機能要件を疎かににすると事故に繋がってしまうという耳が痛い発表。
参考
運営について
最後に、今回の勉強会の運営のことについて、少しだけ書きます。
会場
勉強会を主催していて一番大変なのが、開催する会場探しです。 ところが前回の勉強会に参加頂いた ITプロパートナーズ様 にスポンサーのご提案を頂き、会場を無料でご提供頂きました。 本当にありがとうございました、とてもキレイでおしゃれなイベントスペースでした。
開催日と場所
前回までは休日に山手線の東側(東京・神田・新橋)で開催しておりましたが、今回は平日夜に渋谷で開催となりました。 すると、今回はイベント募集開始からすぐに定員が埋まってしまいました。 やっぱりITの勉強会は山手線の西側で行うのが良いのかも知れないと思い始めました。 また、午前中は雪が降って寒い日でしたが、定員に対する出席率もとても良かったです。 (ドタキャンは相変わらず多いですが、補欠繰り上がりの方の出席率が高かった)
WEBエンジニア勉強会 #06
次回の「WEBエンジニア勉強会 #06」は3月末〜4月初の金曜日夜に開催できればと思っていますが、今日時点で会場は何も決まっていません。 会場をおさえ次第アナウンスさせて頂きますので、本ブログ・@WEBWeetupJP・@engineer_osca などをウォッチして頂ければ幸いです。 また、会場をご提供いただける方、スポンサーをしていただける会社様がいましたら、ご連絡頂けますと幸いです。
これからも多くのWEBエンジニアが気軽に参加・発表できる勉強会コミュニティとして頑張っていこうと思いますので、今後もよろしくお願いいたします。