OSCAの技術ブログ

WEBエンジニアの技術ブログです。 日々の制作活動・業務の中で調査したことなどを記事にします。

Redash Meetup #1 に参加しました

 本日は以前にハンズオンに参加した「Redash Meetup #1」に参加者として参加してきました。 簡単ではありますが、参加レポートを残したいと思います。

Redash 導入事例から考える OSS BI ツール導入チェックリスト (@ariarijp)

 本Meetup主催者の @ariarijp さんのプレゼンテーション。 ご自身が所属されている会社での取組みの話をお話されていました。 その中でも僕に響いたのは「データ可視化プラットフォームを社内でオープンにすることで、社員それぞれのデータアクセスへの敷居が下がり、さらには社員それぞれが便利にデータを使い始めた」という状況を作り出せたという点で、まさに会社・組織におけるイノベーションだと思います。 プレゼンテーションの中にもありますが「社員が良い意味で欲張りになる」という状況は、会社にとってそれ以上嬉しいことはありません。 やはり「価値あるデータが埋もれていた」ということですね。

ジモティーでの Redash 活用事例 (@kyoshidajp)

 次の発表は @kyoshida さん。 Redash の Git リポジトリでコミットしているログを見ていたので「わぁ、コミッターの人だ!」となりました! ジモティでの Redash の活用方法についてお話されていましたが、業務の中で不便に感じた点を Redash 本体のGitリポジトリに Pull Request してマージされているというのが、素晴らしいと感じました。

僕と Redash と Athena (@dyuju_you)

 続いて @dyuju_you さんの Amazon Athena のLT。 Redash を組織内でオープンに公開したところ、無邪気に「SELECT * FROM table_name」のようなクエリを投げる人たちがいて、10TBのデータの中からデータを取得しようとして落ちるし課金も大変になったという点を、Redash のソースコードを修正して回避したりしたという経験談を共有頂きました。

Redash ユーザーのための Metabase 入門 (@manabusakai)

 最後に @manabusakai の Metabase のお話。 ちょうど僕も今日の昼にインストールした(ただしログインはしていない)ばかりだったので、とても面白く聞くことができました。 LT枠で5分の発表でしたので、あまり突っ込んで機能を把握はできませんでしたが、良いキッカケになりました、ありがとうございました。

所感

 やはり Redash は、単なるBIツールではなく「クエリを共有できる」「クエリをフォークできる」という、ユーザ間でのソーシャル連携的な要素がとても素晴らしいと思います。 この2つの特徴が、社内のコミュニケーションを促進させますし、社内のデータ活用の雰囲気を作り出してくれるのではないかと感じます。

 話は違いますが、本ブログの前回記事「Redash の CentOS 7 セットアップ用スクリプトをコミットしました」について、参加者の方の数名に触れて頂きました、ありがとうございます。 Redash 4.0 でも動作することが確認できたら、Pull Request 送ってみようかなと思っています。

techblog.oscasierra.net

 最後になりましたが、主催して頂いた id:kakku22 さん、 id:ariarijp さん、お疲れ様でした! ぜひ、次回開催の際は、設営などお手伝いさせてください。

OSCA

初級WEBプログラマー。 Java, PHP を利用したアプリケーションを開発しています。 写真も好きで一眼レフを持って散歩するのが好き。

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