OSCAの技術ブログ

WEBエンジニアの技術ブログです。 日々の制作活動・業務の中で調査したことなどを記事にします。

WEBエンジニア勉強会 #08 を開催しました

 07月27日(金)に、僕が主催する勉強会の第8回目「WEBエンジニア勉強会 #08」を開催しました。 登壇者の皆様、参加者の皆様、ご参加ありがとうございました。 本稿では、勉強会の内容について振り返ります。

登壇内容

 今回も connpass でオープンに登壇者を募り、自由に登壇してもらうLT大会形式での開催でした。 僕を含めて6名が登壇をしました。 集まってみれば、今回はいつもよりも「難易度高め?」な発表内容が多く、初心者の方にはもしかしたらツラい回だったかも知れませんが、「こういう技術があるのか!」というキーワードだけ持ち帰れれば収穫だと思います。

Service Worker (@engineer_osca)

 はじめに主催者である僕から「Service Worker」について発表させてもらいました。 このテーマを選んだキッカケとしては、「PWA」というキーワードが徐々に大きくなってきていることと、僕が欠かさず聞いている「Rebuild」や「Turing Complete FM」で「Service Worker」のキーワードを最近多く聞いたことがありました。 なんとなく「こんなもんだろう」と理解していた部分をしっかり言語化して説明できるように頑張って見ました。 (が、あまり上手く説明できた気がしていません…。 目に見えないものだけに説明が難しかったです。)

 反省として、スライドではなく、チュートリアル形式の解説記事を別途ブログに書けたらなと思っています。

 また、登壇中に iPhone の Siri が反応する率が高いのは何なんだろう...。 言葉のチョイスの癖みたいなので「へい、Siri」に近い言葉を使いやすいのだろうか…。 今回は音楽の再生までし始めて焦りました。

Pythonで始める筋トレ(競技プログラミング) (@renjikari)

 本勉強会の第一回でも発表してくれた@renjikariさんが、「Pythonで始める筋トレ」というタイトルで AtCoder でプログラミング力を鍛える方法について説明してくれました。 AtCoder は僕は始めて知りました、このようなサービスがあるのですね。 僕も腕試ししてみようかなと思いました、発表ありがとうございました。

Spinnakerを利用した自動カナリー分析 (@budougumi0617)

 10分枠最初の発表は @budougumi0617 さんが、「Spinnakerを利用した自動カナリー分析」というタイトルで発表してくれました。 Spinnaker は名前しか聞いたことがなかったので、具体的にどんなことができるのかを知れて勉強になりました、ありがとうございました!

 発表のスライドに加え、ブログでも補足の記事を書いてくださっていました、こちらも参考にしてみてください。

[発表資料]Spinnakerを利用した自動カナリー分析 #WEBエンジニア勉強会08

すぐ効く、クライアントも喜ぶ「WEBレシピ」 (YuheiKondo)

 毎回「システムを発注する」立場から、WEBエンジニアに求められることを発表して頂いているYuheiKondoさんが、今回もありがたく厳しい気づきを発表してくれました。 エンジニアが集まるとどうしても技術の話になっちゃうところを、別の視点からWEBエンジニアを語ってくれ、勉強会の内容に幅が出て感謝しています!

FirebaseとUnityでゲームアプリ開発 ( @grem_ito)

 以前に出演したラジオで、同じくゲスト出演をされた @grem_ito さんが「FirebaseとUnityでゲームアプリ開発」という内容でお話をしてくれました。 普段ゲーム業界とは接点がないので、ゲーム業界にお勤めの @grem_ito さんの発表はとても新鮮に聞くことができました。

 発表資料は、こちらの Google Docs のページ から見ることができます。

docs.google.com

httpモジュールから始めるNode.js入門 (@ky_yk_d)

 5分枠で発表に挑戦してくれたのは、エンジニア2年目の @ky_yk_d さん、Node.js について話してくれました。 この勉強会での発表のために向けて勉強をしてくれたみたいです。 Node.js は普段使いしていないので、とても参考になりました、ありがとうございました!

また、@ky_yk_d さん (id:ky_yk_d) の登壇レポートはこちらです。

ky-yk-d.hatenablog.com

GAS連携でさくっと作れるSlack Bot (@migrateur_k)

 5分枠の2本目は、本勉強会での発表が2回目の @migrateur_k さん。 Google Apps Script, Spread Sheet, Slack を連携した Bot を作った話を紹介してくれました。 とてもキャッチーな発表だったので、参加者の皆さんも分かりやすかったのではないでしょうか。

また @migrateur_k さん (id:roo_oregon) の登壇レポートはこちらです。

roo-ashi.hatenadiary.com

運営について

 参加者の方にはあまり興味がないかも知れませんが、備忘録として運営の面についても残しておきます。

会場

 今回も大きな会場を借りたいと思っていくつか応募をしたのですが、残念ながら「落選」したり「希望している日に借りれなかった」ため、レンタルスペースを探し、渋谷の「アクアミーティングスペース」という会場を借りました。 できる限り、参加者一人あたり500円の参加費に抑えられるように探した結果、この会場となったのですが、ちょっと窮屈な広さでしたね、申し訳ありませんでした。 次回以降も会場探しは頑張りたいと思っていますが、もし「会場を貸しても良いよ」という企業様などおられましたら、お声頂けると幸いです。 (もちろんスポンサー枠など検討させていただきます)

動画

 「勉強会を主催している」と言うことを会社などで言うと、話をした相手が想像する「勉強会」のイメージがそれぞれ違うことがあります。年上の人だと鉄パイプ椅子と机の会議室で参考書読んでるようなのを想像されることも多く、また「勉強会においで」と誘っても堅苦しいイメージをもたれることがあり、そこをどうにかしたいと思っていました。 ということで、今回の勉強会ではSNSの「ストーリー」のような動画を作成して、硬いイメージを払拭しよう!と試みたのですが・・・。 参加された方はわかる通り、会場がとても狭く、僕自身の居場所が無かったので、結果として動画を撮影することができませんでした・・・。 これは次回に持ち越しで、硬いイメージを払拭する動画作りにチャレンジしたいと思っています。

打ち上げ

 今回も設営スタッフと、最後まで手伝いで残ってくれた登壇者の皆さんと、軽い打ち上げを実施しました。 最後までお付き合い頂いた皆様、ありがとうございました。 勉強会の最初に「コミュニティの目的」に「エンジニアの仲間を作る」ということをいつも挙げさせてもらっていますが、回を重ねたこともあり、僕自身も知り合いも増え、参加者同士の交流も目の当たりにし、勉強会を続けてよかったなと思っています。 今回懇親会に参加できなかった人も、次回はぜひ懇親会まで参加いただけたら幸いです。

おわりに

 本勉強会は、個々のエンジニアが輝ける・目立てる・挑戦できる場を提供することを目的として開催しています。 WEBに関係することであれば、経歴を問わず、初心者の方でも登壇にチャレンジしてもらいたいと思っています。 「アウトプットすることにチャレンジしたい」と思っている方は、ぜひ次回以降の勉強会で登壇してもらえれば幸いです。

 最後になりましたが、いつも勉強会をサポートしてくれている有志の方には常々感謝しております、ありがとうございます。 また、勉強会を楽しみにしてくれている皆さんの期待の言葉が僕の原動力になっています、ありがとうございます。 これからも、この「WEBエンジニア勉強会」というコミュニティをよろしくお願いいたします。

OSCA

初級WEBプログラマー。 Java, PHP を利用したアプリケーションを開発しています。 写真も好きで一眼レフを持って散歩するのが好き。

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