OSCAの技術ブログ

WEBエンジニアの技術ブログです。 日々の制作活動・業務の中で調査したことなどを記事にします。

WEBエンジニア勉強会 #11 を開催しました

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 02月01日(金) に、僕が主催する勉強会コミュニティ「WEBエンジニア勉強会 #11」を開催しました。 今回も多くの方にご参加頂きました、ありがとうございました。 本稿では、登壇内容と運営について振り返ります。

登壇内容

 今回は8名の方々に登壇発表して頂きました。 それぞれの発表内容は以下の通りです。

「みてね」を推す理由 (@ngmt83)

 開会前の「前座枠」で、ngmt(@ngmt83)さんに、家族アルバム「みてね」について、利用者視点の発表を頂きました。 家族アルバム「みてね」は、今回会場を提供頂いた株式会社ミクシィさんのサービスで、利用者視点で良い点を発表して、ミクシィさんに感謝を表すという内容でした。 僕自身も毎日「みてね」にお世話になっているので、とても親近感湧く発表でした。 ミクシィさんに思いが伝われば良いですね!

WEBエンジニアが知っておきたい決済の仕組み (@ykagano)

 開会後の本発表の一人目は、加賀野さん (@ykagano)。 長年決済システムに携わって来られたビジネスドメインの知識を共有してくれました。 WEBサービスなどをマネタイズする場合などに決済は避けては通れませんので、こういう知識を共有してもらえるのは助かりますね。

心理的安全性の 「持ちつ持たれつ」 (@inase17000)

 次に発表頂いたのは星さん ([@inase17000])(https://twitter.com/inase17000))。 チームの心理的安全性についてお話頂きました。近年「心理的安全性」のキーワードを良く聞くようになったと感じていたので、とても興味深い発表でした。 チームのリーダーだけではなく、チームに参加する誰もが気にかけたい内容だと思いました。

gRPC入門 (@MzRyuKa)

 予定していた登壇者の方が病欠になってしまったため、急遽代役で、みずりゅさん (@MzRyuKa)に「gRPC入門」ということで発表して頂きました。 発表資料は こちらのページ で見ることができます。 キーワードとしては耳にしていた「gRPC」ですが、なかなかプロジェクトなどで利用するに至っていないのでとても参考になりました。

なぜ僕はプログラミングが苦手なのか (@3s_hv)

 続いて VTRyoさん(@3s_hv) が、「なぜ僕はプログラミングが苦手なのか」というテーマで話してくれました。プログラマ初心者が感じる「プログラムが苦手」「プログラムが難しい」と感じたポイントを言語化し、整理して発表してくれました。 誰もが一度は経験する道だと思いますので、参加者からも共感の声が多く聞こえました。

Word Cloudでツイートを可視化してみた (@naoto_7713)

 続いて なおとさん (@naoto_7713) が、Twitter タイムラインから取得したツイートの単語を Word Cloud 形式で表示するデモを見せてくれました。 発表の中で 「#WEBエンジニア勉強会11」のハッシュタグのタイムラインを取得して表示してくれました。

 ↓実際に #WEBエンジニア勉強会11 のタイムラインを可視化したもの。

MDX-DeckとCode Surferでスライドを作ろう! (@inouetakumon)

 続いて たくもんさん(@inouetakumon)が、MDX-Deck と Surfer を利用したプレゼンスライドの作り方について発表してくれました。 発表資料自体がそれで作られており、発表資料は こちらのページ から見ることができます。 僕は全然知らないツールでしたので、とても興味深く発表を聞くことができました。

フロントエンドコーディングにおけるPageSpeed Insights対策 (@kkoudev)

 最後に、会場を提供してくれた長岡さん(@kkoudev)の発表。 まさに試行錯誤のノウハウが詰まった発表でした。 この分野は、一度ノウハウを習得したつもりでも、数ヶ月後には新しく考えないといけないことが出てきてしまい、本当に悩ましいですね。

 ちなみに、概要の紹介だけに留まったサーバーサイドの部分については、以前の「WEBエンジニア勉強会 #05」での発表が参考になると思います。

運営について

 ここからは、勉強会の運営について振り返ります。

開催形式について

 前回からピザ・ビールを用意して、参加者の皆さんで割り勘をする(1,000円ずつ払って頂く)方式にして開催しています。 今回はその方式での2回目でした。 あらかじめピザ・酒を予約するのも結構な作業負担で、当日も数人のお手伝いの方にお店に取りに行ってもらったりして頂きました、お手伝い頂いた方々には感謝しかありません。 またリスクとしては、ドタキャンが発生することにより僕個人の赤字が発生するのですが、今回に関してはドタキャン率がとても低く、赤字になることはありませんでした。 今後もしばらく飲食ありの形式を続けようと思いますが、参加者の皆さん、飲食に関してはどんな感想だったでしょうか? 「飲食は無しの方が良い」という意見がもしありましたら、ぜひお聞かせください。また本勉強会では「ビアバッシュ形式」うたってはいますが、今の形式が「ビアバッシュなのか?」ということもスタッフの中には疑問としてあり、もう少し飲食の形式に関しては試行錯誤したいとは思っております。

会場について

 このようなコミュニティにとって会場の確保が一番の問題です。 今回も株式会社ミクシィさんに会場をご提供頂きました、本当にありがとうございます。 毎回快く貸して頂けるのは本当に嬉しいことですが、毎回負担をお掛けするのも、運営者として申し訳なさもあります。 今のところ多く当てはありませんが、渋谷周辺でいくつかの会場をローテーションするなどして、一つの会場に負担をかけないような工夫もできたらとは思っております。

登壇者募集について

 勉強会を開催するにあたっての課題の一つに「登壇者集め」があります。 勉強会の開催を決めても登壇者が集まらなければ意味がありません。 かつ、connpass などでイベントを公開する時点において登壇内容がある程度決まっていないと、「なんの発表があるのかわからない」と思われてしまい参加者が集まらないという問題があります。 そのような課題があるため、connpass でイベントを公開する前に公式SNSアカウントで登壇者の募集を呼びかけています。 過去の勉強会開催においては、事前に登壇者募集を呼びかけても登壇枠が埋まることはなかったのですが、今回はありがたいことに、あっという間に登壇枠が埋まってしまいました。 ですので「前座枠」を除く登壇枠が全て埋まっている状態でイベントを公開することになりました。 ただし「公平感があったのか?」という点において、主催者の僕は少しモヤモヤしており、次回からの課題かもしれないと思っています。 本勉強会も認知度が高まって「登壇したい」という人が増えたことは、とてもありがたいことですが、できる限り公平な登壇申込みの仕組み作りが必要かもしれないと思っています。

次回の勉強会について

 次回の「WEBエンジニア勉強会 #12」は、既に日程と場所が決定しています。 03月29日(金) に TECH PLAY SHIBUYA にて開催です。 TECH PLAY SHIBUYA で開催する都合上、次回は TECH PLAY での参加申込みとなりますのでご注意ください。 (=connpassではありません) 近日中に TECH PLAY でイベントを作成して公式SNSアカウントで周知しますので、ぜひ公式 SNS アカウントをフォローして置いて頂ければと思います。

おわりに

 改めて、勉強会に会場を提供してくれた株式会社ミクシィ様、本勉強会の運営を手伝ってくれたスタッフの方、登壇者の方、参加者の皆さん、本当にありがとうございました。 次回以降の「WEBエンジニア勉強会」もぜひよろしくお願いいたします。

OSCA

初級WEBプログラマー。 Java, PHP を利用したアプリケーションを開発しています。 写真も好きで一眼レフを持って散歩するのが好き。

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